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オオクワガタ研究所


オオクワガタ類の養殖方法の一例を紹介します!

・これは、国産オオクワガタ用のセット例です  
   種類や産地(国)によってちがいがあります
(↓下の方にカブトや他のクワガタの養殖方法有り)

・産卵のセット方法の例

 ・↑ くぬぎの産卵木です

 半日ほど、産卵木を水に沈めておき、取り出してから1時間ほど陰干しして皮をむきます 

 

・出来るだけ大きな飼育ケースを用意します(産卵木は多いほうがいいから)
 中 ケース (横37×縦22×高さ24)が、飼育しやすいです
 材が2〜3本入れられます

 

・発酵済みのくぬぎやコナラのマットを使用します!

・産卵木は、くぬぎ材を使用します。出来るだけ太く大きな材がよいでしょう!
 あまり硬い材では、産みません!
 皮をむいたほうが、沢山入りますが、乾燥しやすくなります
 皮は、あっても、無くても産卵は、します。どちらが良いかは、試してください

・材は3分の2ほどマットで埋めます

・材の並べ方はいろいろ工夫してみてください

・エサは一般的にはゼリーが簡単です!高たんぱくゼリーが理想です


・そこに♂&♀のサイズを合わせてセットします(下の表を参考)

オスとメスの適合サイズ(国産オオクワ)

♂_ 56 60 62 65 67 70 72
♀_ 38 39 40 41 42 43 44


・風通しが良く、暗い所に設置します(気温25〜28℃が理想・・・
注意 30℃を超えない事!)

・乾燥に注意し、エサをきらさないこと


・約1ヶ月もすると、かじられた跡が見られるはずです・・・・・

・それを又、1ヶ月間、別のケースに入れ、乾燥に注意して保管します!

・それでは、1ヶ月後の材を割ってみましょう!・・・・
・つぶさない様に慎重に割ります


・↑ちょっと、見にくいですが、幼虫が発見されました!


・一番大きくなる幼虫飼育方法(菌糸ビン飼育)


上の幼虫を取りだし一匹づつわけておきます。
「菌糸ビン」という、クワガタを飼育するための専用のエサがありますので、それに一匹づつ入れます。
入れ方は、上の方の白いまくを取り、幼虫が充分に入るだけ、中味をほぐして穴をあけ、そこに幼虫を入れるだけです。

保管は、暗くて20度前後の場所がいいでしょう(温室を使うと有効です)
・注意点
素手で中味や、幼虫を触らない事!!雑菌が入るとカビが発生します!
フタを開けたら素早く幼虫をセットしましょう



・菌糸ビンの作成 (ミニカップ)

 ・1本目の菌糸ビンは、幼虫が小さいので、カップに、詰めてもいいでしょう
 ↓は、ビンから、アイスのカップに詰め替えました


・菌糸ビンの交換

↓下の写真は菌糸ビンにセット後の様子です
左は、交換後しばらく経過したビン
中央は、交換直後のビン
右は、交換後2・3ヶ月経過後のビン(要交換)

・だいたいの交換の目安は、2・3ヶ月です。
見た目では、白い部分が半分いかになったらそろそろ交換時期です。
菌糸ビンの在庫がない場合がありますので、早めに注文しておきましょう。
交換が遅れると、エサがどろどろになったり、大きくなる前にサナギになってしまったりしますので注意してください。


*注意! オスの幼虫は、かなり大きくなるので、1回目の交換から、菌糸ビンのサイズを大きくしたほうがよいでしょう

↓下は、アンタエウスの♂の幼虫です





 ↓下は材飼育(くぬぎの木をエサとして育てる方法)の取り出した瞬間です 




・羽化後のサイズ予想

終令幼虫
の体重
♂_ ♀_
8g 50 38
10g 54 40
12g 57 44
14g 60 46
16g 64 48
18g 67  
20g 70  
     




☆ 補 足(クワガタ別、産卵・幼虫飼育)

種 類 産    卵 幼 虫 飼 育
グランデス 産卵木が、重要。太くて状態がいい木にしか産まない。
1回のセットで、数匹しか産みません
(初心者には難しい種です)
菌糸ビンが最適
アンタエウス マットに卵を産むことが多いため、コナラの完熟醗酵の
マットを使うと良い
産卵木は、主にコナラを使っていますが、くぬぎでも
変わらない気がします
沢山産むメスは、100匹以上産みます

(親虫に環境が合えば沢山産卵するが、成虫にするまでが難しい)
菌糸ビンは、死亡率が高い
添加剤入り醗酵マットが良い
ヒラタ系 産卵木も、マットも水分は多めに
(幼虫の時点で、病気になることが多いです)
病気にかかりやすい種がいます
ノコギリ系 産卵木も、マットも水分は多めに
(産卵さえすれば成虫までは、簡単だが、大きく育ちにくい)
マットが合うが、菌糸ビンでもいけるかも?
コクワ くぬぎの産卵木と、マットがあれば、簡単に増えます。基本は、オオクワと同じ
(初心者には、おすすめ)
マットにくぬぎ材を入れておけば、簡単に成虫になる
菌糸ビンを使えば、大型もねらえるかも?
国産カブト くぬぎのマットを入れておけば、たいてい産みます
大食いなので、マットは多めに、水分を切らさないように

(初心者には、おすすめ)
そのまま、くぬぎのマットで、育ちます
(常温飼育で、6月中旬にサナギ、7月中旬で、羽化)